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みすず通信

応急手当 – 2026年冬号

応急手当の目的

「救命(命を救う)」「最悪防止(これ以上悪化させない)」「苦しみの軽減(覚悟を決める)」が主な目的です。
特に心停止など生命に関わる状況では救命が最優先で、それ以外の場合は最悪防止と苦痛軽減が重要であるため、これら3つを目的として、救急車が到着するまでの間行うのが応急手当の役割です。

よくあるケガ

外傷

  • 足首の捻挫
  • 肉離れ
  • 突き指
  • 打撲

スポーツ障害

  • シンスプリント
  • オスグッド病
  • 野球肘
  • テニス肘
  • 限界分離症
  • 腱鞘炎(繰り返しの動作で起こる)

ケガの多くは足・指、膝、手首、腰に発生し、捻挫と骨折が全体の7割以上を占めます。

止血の方法

止血の基本は「直接圧迫止血法」で、清潔なガーゼ布を当てて出血部位を強く圧迫し、止血を待ちます。感染防止のため血液に直接接触しないように、患部を心臓より高く上げ、3分間程度圧迫し続けるのが効果的です。止血後は無理にガーゼを剥がしたりぜずに、すぐに医療機関を受診しましょう。

骨折の手当て

骨折の手当は、「動かない」「冷やし」「固定する」「病院へ」が基本です。患部を無理に動かさず、副木(板、雑誌など)と布(包帯、三角巾など)で上下の関節ごと固定し、氷のうなどで冷やして腫れと痛みを抑え、整形外科を受診しましょう。特に、首や背骨、骨盤の骨折の疑いがある場合は、動かず救急車を待つことが重要です。

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