2023.12
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MISUZU COMMUNICATION

みすず通信

インフルエンザ – 2023年秋号

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。特に冬のシーズン、11月から3月頃にかけての流行期に多くの人が罹患し、予防に追われる時期がやってきます。
今回は、インフルエンザと風邪との違いや、よりよい対策をご紹介します。

インフルエンザの症状

インフルエンザは高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、のどの痛みなどを伴う急激な発症が特徴です。また、咳、鼻水、全身の倦怠感も感じることが多いです。

インフルエンザと風邪の違い

項目インフルエンザ風邪
発症の速さ急激徐々に
熱の高さ高熱(38度以上)が急に出る37-38度程度の熱が 出ることも
主な症状高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感鼻水、咳、のどの痛み
症状の持続時間1週間程度数日~1週間
合併症のリスク高い(肺炎など)低い
感染力高い中程度
治療抗インフルエンザ薬が存在主に症状緩和のための薬

風邪とインフルエンザは似た症状を持ちますが、インフルエンザは発症が急で高熱が出るのが特徴。また、風邪よりも重症化しやすく、合併症のリスクも高いです。

自身の症状や周囲の状況を確認し、早めの対応を心がけましょう!

インフルエンザと新型インフルエンザの違いは?

新型インフルエンザは、従来のインフルエンザウイルスとは異なる系統のウイルスによって引き起こされるもの。人々が免疫を持っていないため、感染が広がりやすく、大流行する可能性があるんだチュン。

かかってしまった時の対処法

インフルエンザにかかってしまったら、まずは早期に医師の診察を受け、適切な治療を始め、休養をしっかりとり、体力を回復させることが重要です。

また、他人との接触を極力避け、感染拡大を防ぎましょう。

感染対策の方法

  • 手洗いうがいとアルコール消毒をこまめに行う。
  • 大勢の人が集まる場所を避ける。
  • マスクの着用を徹底する。

インフルエンザは主に、インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみ、会話時に空気中に拡散されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入する「飛沫感染」で感染します。また、ドアノブや蛇口、電気のスイッチなどから鼻や口、傷口を経路とする「接触感染」をする場合もあります。

湿度と換気のコツ

湿度と換気を適切に管理することで、インフルエンザの感染リスクを大きく減少させることができます。これらのコツを日常に取り入れ、健康な生活を過ごしましょう。

①湿度の保ち方

  • 部屋の湿度を保つ:適切な湿度は50-60%
  • こまめな掃除:部屋のホコリや汚れを取り除く

②こまめな換気のコツ

  • 定期的な換気
  • 対角線に窓を開ける
  • 扇風機を使用する
  • 部屋に植物を置く

インフルエンザに負けない体を作る!

インフルエンザ予防に効果的な食事として、まずは、十分な水分補給が大切です。免疫力を高める食材や体を温める食材を中心に取り入れることが鍵です。根菜類は季節の変わり目に特に推奨される食材で、季節に合わせたものを取り入れることでビタミンやミネラルを効率よく摂取することができます。さらに、食物繊維は腸内環境を整え、免疫力の向上にもつながります。生姜やネギなどの香辛料も、体を温めて血行を良くし、感染リスクを低減させます。食事に加えて、質の良い睡眠と適度な運動を取り入れることで、体の抵抗力を最大限に引き上げましょう。

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